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アイスペース(9348)の暴落に思うこと

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2025年6月6日の暴落

本日未明、アイスペースは自社が開発した無人月面探査機を月に着陸させる予定で、事前に大々的にPRの上で朝3時頃からネット中継を公開。

しかし着陸直前で探査機からの通信が途絶え、4時17分の着陸予定時刻を過ぎた後も回復せず、結局中継は途中で中止されたそうです。

午前9時過ぎから代表者による会見が行われ、公式に「失敗」という見解が示されました。

同社の株は朝からずっとストップ安気配で値がつかず。
最終的にストップ安で相当数の売り注文を残したまま終わりました。

背景

元々、今年1月にロケットで打ち上げられた後、月の軌道に入るまでのプロセスが順調であったことから、着陸成功を織り込む形で期待先行の値上がりが続いていました。

しかし5月半ばに高値を付けた後は短期勢の利確を伴いつつ機関による大量の空売りで上値が抑えられ、あとは最後に着陸がどうなるか次第の「丁半博打」の状態でした。信用買いも貯まっており、信用倍率3万倍という見たこともない数値に。

そこへ来ての着陸失敗で、次の挑戦はだいぶ先ということで、もはや好材料も無く下がるだけといった状況。

なお、前回2023年に挑戦失敗した時も暴落しました。

個人的に思うこと

昨年から宇宙開発をテーマとした投資先を物色しており、短期投資としてQPS研究所(5595)に手を出しているタイミングでしたので、関連銘柄としてアイスペースも少しはリサーチしていました。

ただアイスペースはQPS研究所に比べるとまだまだ実績と言えるものも無く、あくまでも発展途上であり、上述の通り月面着陸の成否にかかった「丁半博打」であることは明らかでした。

正直、単元分くらいなら成功することに賭けてみようかな、という考えも一瞬だけ生まれました。

しかし、リスク資産に対する投資は
「必勝は無理。負ける確率を減らすことしかできない。」
という教えを大切にしたいので、思いとどまりました。

身の程を弁えずギャンブルとしての投資を一瞬でもやりそうになった教訓から、同じような状況で安易に祭りに参加しないように気をつけたいと思います。

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この記事を書いた人

Shinobu

サラリーマンをしながら地道に投資をしています。
文章を書くのが好きです。
独学でプログラミングを勉強中です。

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