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個人的に気に入っている株主優待銘柄

目次

この記事について

私は個別株から投資を始めたこともあり、投信やETFに資金を移しつつある現在でも個別株を40銘柄以上保有しています。

この記事では、その中でも特に株主優待銘柄として個人的に特に気に入っているものを紹介します。

全て私または家族が実際に保有している銘柄です。

優待内容や条件等は、記事執筆時点で確認した情報に基づいて記載していますが、投資する際には自己責任の下、必ず各企業のIRページなどで再確認してください。

お気に入り銘柄一覧

金券、電子マネーなど

7203 トヨタ自動車

権利月: 3月
優待内容: TOYOTA Wallet残高

保有株式数継続保有期間進呈残高
1,000株以上5年以上30,000円分
100株以上3年以上3,000円分
1年以上3年未満1,000円分
1年未満500円分

昨年、突然優待導入が発表されました。
「天下のトヨタが今更、株主優待?」と驚く声もありましたが、国内の個人投資家を重視する姿勢はありがたいものです。

TOYOTA Walletの残高はQUICPayに対応しているコンビニやカフェなどで利用できます。

配当金もそれなりにあるので、長期保有するつもりなのであれば100株でもなかなか良い投資になりそうです。

なお、もともと100株~999株を5年以上保有している人が1,000株以上に買い増したとしても、継続保有期間の計算は買い増してから行われるため、いきなり「1,000株以上5年以上」の条件を満たすことはできないようです。


8267 イオン

権利月: 2月、8月
優待内容: オーナーズカードによる買物金額に応じた還元、一部チェーンの割引など

オーナーズカードの還元率は次の通りです。

保有株式数還元率
100株~199株1%
200株~299株2%
300株~1,499株3%
1,500株~2,999株4%
3,000株~8,999株5%
9,000株~7%

目玉はなんといっても、このオーナーズカードかと思います。
株式分割をしたことで最低投資金額が下がり、とりあえず100株からでも入りやすくなりました。

還元は現金またはWAONポイントで受け取れます。

系列店で買物をどれくらいするかで変わってきますが、総利回りはとても高くなる可能性を秘めています。


1417 ミライト・ワン

権利月: 3月
優待内容: 各種電子マネーまたはQUOカード

100株以上500株未満1,000円相当の各種電子マネー・QUOカード
または
ミライト・ワン米1kg(抽選で500名)
500株以上1,000株未満2,000円相当の各種電子マネー・QUOカード
1,000株以上保有期間 1年以上3年未満3,000円相当の各種電子マネー・QUOカード
保有期間 3年以上4,000円相当の各種電子マネー・QUOカード
または
ミライト・ワン米5kg(抽選で150名)
※いずれも1年以上保有継続している株主にのみ進呈

基本的には使い勝手の良い電子マネーを選択するのが良さそうです。

2025年時点で選択できるのは「PayPay、dポイント、Pontaポイント、Amazonギフトカード、WAON、nanaco、Apple」の7種類です。

知名度は高くない会社ですが、増配が続き自社株買いも積極的に行っており、安心して保有できています。


4665 ダスキン

権利月: 3月、9月
優待内容: 自社サービスで利用できる優待券

保有期間 3年未満保有期間 3年以上
100株以上300株未満1,000円分(500円券2枚)1,500円分(500円券3枚)
300株以上2,000円分(500円券4枚)2,500円分(500円券5枚)

世間一般で馴染みがあるのは「ミスタードーナツ」かと思いますが、自社サービスの住まいの清掃、補修、害虫駆除、生活ケア、家事代行などにも利用できます。

また、提携先の「モスバーガー」でも利用できます。

権利月が年に2回あり、両方で優待が受け取れるのも嬉しいポイントです。


7272 ヤマハ発動機

権利月: 12月
優待内容: 様々な優待品と交換できるポイント

保有期間 3年未満保有期間 3年以上
100株以上300株未満1,000ポイント2,000ポイント
300株以上1,000株未満2,000ポイント3,000ポイント
1,000株以上3,000株未満3,000ポイント4,000ポイント
3,000株以上4,000ポイント5,000ポイント

簡易なカタログギフトみたいな感じです。

高配当なので100株保有の総利回りがとても魅力的です。

サービス

9418 U-NEXT HOLDINGS

権利月: 2月、8月
優待内容: 自社サービス「U-NEXT」の利用権

保有株式数優待内容提供方法
100株~999株「U-NEXT」の90日分利用料と1,000円分のポイントギフトコード
1,000株以上「U-NEXT」の1年分利用料と毎月1,800円分のポイント専用ID

ちょうど今週、本決算と新中計が発表されました。
連続最高益&長期的な成長計画が示され、増配もありました。

個人的にはとても気に入っており、応援したい企業ですが、配当利回りは低いです。
優待を含めた総利回りは100株なら優秀、1,000株だと微妙といったところです。

そのあたりの私なりの分析は以前、記事にまとめています。

食品、飲料

2503 キリンホールディングス

権利月: 12月
優待内容: QUOカード または 自社製品詰め合わせ

保有期間
1年以上3年未満
保有期間
3年以上
100株以上1,000株未満500円相当 QUOカード2,000円相当の
自社製品詰め合わせ
1,000株以上3,000株未満1,000円相当 QUOカード4,000円相当の
自社製品詰め合わせ
3,000株以上6,000円相当の
自社製品詰め合わせ

昨年、優待制度が変更され、保有継続期間の制限が入りました。
改定前は100株以上は1,000円相当の詰め合わせ、1,000株以上は3,000円相当の詰め合わせ、という区切りだけでした。

3年未満の新規株主にとっては「修行期間」が生まれましたが、長期保有者にとっては改善です。

競合のアサヒが優待を廃止したのとは対照的な動きだったため、改定発表時には注目を集めました。

詰め合わせの内容はジュース&お茶、ビール、ワイン、サプリメント、フェイスケア用品(ファンケル)、キリンシティ食事券から選べます。

また、優待株としては配当利回りも悪くないので、NISAで買うのもありかもしれません。


2282 日本ハム

権利月: 3月、9月
優待内容: 自社製品詰め合わせ

変更後
100株以上
基準日:3月31日
(年1回)
市価1,500円相当の優待品
500株以上
基準日:3月31日、9月30日
(年2回)
保有
5年未満
市価3,000円相当の優待品
保有
5年以上
市価5,000円相当の優待品

こちらも優待制度が改定され、全体的に改悪となりました。
が、その分は配当金による還元を優先する方針ということで、おまけ程度でも優待を残してくれたことに感謝すべきなのかもしれません。

なお、エスコンフィールドでの観戦チケットクーポンも選択できるので、野球観戦が好きな方はそちらも良いですね。


2201 森永製菓

権利月: 9月
優待内容: 自社製品詰め合わせ

保有期間
6ヶ月以上3年未満
保有期間
3年以上
100株以上600株未満1,500円相当の
自社製品詰め合わせ
2,500円相当の
自社製品詰め合わせ
600株以上2,500円相当の
自社製品詰め合わせ
4,000円相当の
自社製品詰め合わせ

100株と600株の優待の差がそれほど大きくないので、もしたくさん投資するなら100株ずつを家族でそれぞれ保有するのが賢いのかもしれません。

配当は若干物足りないですが、増配傾向にあります。優待を含めた総利回りなら3%~くらいでしょうか。(100株保有の場合)
また、自社株買いも頻繁に行ってくれているので、株価に安定感があります。


2269 明治ホールディングス

権利月: 3月
優待内容: 自社製品詰め合わせ

100株以上200株未満1,500円相当の自社製品詰め合わせ
200株以上1,000株未満2,500円相当の自社製品詰め合わせ
1,000株以上5,500円相当の自社製品詰め合わせ

優待株としては配当利回りも良く、増配傾向が続いています。
長い間減配は無く安定感がありますが、株価は低迷気味です。


2579 コカ・コーラボトラーズジャパン ホールディングス

権利月: 6月、12月
優待内容: 自販機で利用できるドリンクチケット

保有期間
6ヶ月以上3年未満
保有期間
3年以上
100株以上1,000株未満ドリンクチケット5枚/回ドリンクチケット10枚/回
1,000株以上ドリンクチケット10枚/回ドリンクチケット20枚/回

それぞれの権利月で優待をいただけるので、年に2回ということになります。

ドリンクチケットは公式アプリ「Coke ON」に登録して使います。
対応しているスマホ(iPhone、Android)が必要ですが、都市部なら自販機はそこら中にあるので便利です。

中計を期間中に更新して株主還元の大幅向上を打ち出しており、もし実現するならばかなり配当利回りも良くなりますが…実現できるか要観察ですね。

2579 CCBJ HDが今日決算発表だったので読んでみました。 ✅固定資産の再評価でキャッシュアウトを伴わない減損損失→赤字転落 ✅中計2028を更新して新中計2030を策定 ✅2030年までに年間配当140~150円を目指す(今年は57円予想) ✅2030年までに自社株買い累計1500億円を目指す ✅2025年11月から上限300億円自社株買い決定 赤字転落というのがショッキングですが、内容は悪くないようです。 一方で株主還元方針はかなり向上しており、中計の途中更新という珍しさも相まって会社側の意気込みが感じられます。 が、実現可能性がどこまで信じられるのかがピンと来ないです😅

— Shinobu (@economikko.blog) 2025年8月1日 16:00

2209 井村屋グループ

権利月: 3月、9月
優待内容: 自社製品詰め合わせ

100株以上500株未満500円相当の自社製品詰め合わせ
500株以上1,500株未満1,500円相当の自社製品詰め合わせ
1,500株以上1,500円相当の自社製品詰め合わせ
および
1,500円相当のセレクトギフト


歯が折れるほどに硬い「あずきバー」が有名な会社です。

こちらも年に2回、それぞれで優待をいただけます。

増配傾向が続いていますが配当は低く、優待を含めた総利回りでも2%弱なので、投資先としてはあまり魅力的ではないかもしれません…が、長年のファン株主が多いからなのか、株価は安定してます。

消耗品

4912 ライオン

権利月: 12月
優待内容: 自社商品の詰め合わせ

100株以上を1年以上保有している株主に進呈されます。
内容は毎年異なりますが、キレイキレイなどの衛生用品や、歯ブラシ、歯磨き粉、マウスウォッシュなどのデンタルケア用品、さらに洗濯用品などです。

新商品を優先的に入れているようです。

夫婦揃って株主のLIONから株主優待が届きました。 なんか箱のデザイン変わった気がする! 今年はデンタルケア製品セットなんですね

[image or embed]

— Shinobu (@economikko.blog) 2025年3月6日 15:40

株主優待と投資

株主優待は個人が投資をする上では魅力となり、投資を続けるモチベーションにもなります。

企業からすれば、長期で安定的な株主になってくれる個人投資家は株価の安定につながります。

しかし機関投資家や海外の投資家にとってはメリットがなく、その分のコストを増配や自社株買いで還元すべきという意見もあり、一時期は廃止される例が多くありました。

ところが、新NISAの開始や政策保有株(持ち合い)の解消という流れから、国内の個人投資家を呼び込む目的で優待を新規で導入したり、既存の優待を拡充する企業も増えてきているようです。

一見すると配当利回りは低い銘柄も、優待を含めた実質総利回りでは優秀と言えるものが多くあるため、個別株を投資する時には意識していきたいところですね。

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この記事を書いた人

Shinobu

サラリーマンをしながら地道に投資をしています。
文章を書くのが好きです。
独学でプログラミングを勉強中です。

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